特集コラム
手軽に野菜摂取レベルを測定!~ベジチェック®のご紹介~
厚生労働省は生活習慣病などを予防し、健康な生活を維持するための目標値の一つに「野菜を1日350g以上食べること」を推奨しています。しかし、実際は日々どのくらいの野菜をとっているのか把握しにくいところがあります。
カゴメの「ベジチェック®」は、推定野菜摂取量を見える化できる機器です。社員食堂のイベントやフェアなどにも活用いただいており、従業員の方々の食習慣改善の行動変容をサポートします。
ベジチェック®とは
手のひらをセンサーに約30秒あてるだけで、推定野菜摂取量が測定できます。利用者がその場で結果を見ることができる簡便さが特徴です。
結果は、野菜摂取レベル(0~12.0)と、 推定野菜摂取量(g・6段階)で表示され、野菜摂取レベルの目標値は7.0~8.0となっています。
ベジチェック®は野菜摂取量を数値化して見ることができるので、自身の野菜摂取レベルやおおよその不足量を知ることができ、食生活の見直しにつながります。
ベジチェック®の仕組み
ベジチェック®では、皮膚カロテノイド量を測定しています。野菜(特に緑黄色野菜)を食べると、野菜に含まれるカロテノイドが体に吸収され、やがて皮膚にも蓄積します。そのため、皮膚のカロテノイド量を測定すれば、野菜摂取量を推定することができるのです。
また、測定値は野菜をたくさん摂取することで上がります。例えば、野菜ジュース(200ml)を1か月間毎日飲むと、皮膚のカロテノイド量が上がることを確認しています。※1
※1引用:Hayashi H., et al, Diseases , 9(1),4(2020)
ベジチェック®の活用事例
ベジチェック®は健康経営の一環として、従業員の方の食生活改善や野菜摂取への意識付けなどでご活用いただいています。
今回は、夏に実施された「ベジチェック®」測定イベントについてご紹介します。
ベネッセの社員食堂で「ベジチェック®」測定イベントを実施
2024年7月18日(木)と9月5日(木)の両日、株式会社ベネッセコーポレーション東京本部にて「ベジチェック🄬(カゴメの推定野菜摂取量を測定できる機器)」測定会を実施しました。
測定会の会場となったのは社員食堂。7月18日の測定会では、157名が参加し平均値は5.31(最低値2.2~最高値8.5)と、平均的な数値と比べやや低い結果でした。それを受けて名刺サイズの記録カードを配布するなど、個々人の野菜摂取意識向上と行動変容による数値改善を期待して臨んだ9月5日では平均値が5.8(+0.49)に改善。多くの測定者が数値改善に喜びの声を上げました。
また、社員食堂では測定会に連動した「野菜摂取応援メニュー」を提供。夏野菜のカレーやスムージー等複数のメニューが用意され、特にカレーは目標数に対して約1.3倍の提供数となるなど、社員から好評を博しました。
その他の活用事例はこちらのサイトに掲載されています。
ベジチェックを活用し、手軽に楽しみながら「野菜をとる」ことを意識してみませんか、フェア・イベントなどをご検討の方はこちらにご連絡ください。
参考
・カゴメ「ベジチェック®」、https://healthcare.kagome.co.jp/service/vege-check
・カゴメ『企業・自治体向けのレンタル・リースサービス「手のひらあてて『ベジチェックⓇ』」で、健康経営および健康推進をサポート』、https://healthcare.kagome.co.jp/column/vegecheck
・カゴメプロジェクト活動報告『ベネッセの社員食堂で「ベジチェック」測定イベントを実施』、https://www.kagome.co.jp/statement/health/yasaiwotorou/project/report/121.html