高齢者施設給食 秋向け行事食の盛り付けアイデア|特集コラム

特集コラム
高齢者施設給食 秋向け行事食の盛り付けアイデア


高齢者施設の給食における季節の行事食は、ご利用者様がとても楽しみにされているお食事です。今回は9月〜11月の秋の時期におすすめの行事食と盛り付けアイデアをご紹介します。
 
 
 

重陽(ちょうよう)の節句

盛り付けのポイント: 行事にちなんだ食材の形や柄のお皿も上手に活用
 

重陽の節句は菊の節句とも呼ばれ、菊酒を飲むという風習がありました。さすがに菊酒を提供することはできないので、食用の菊を使った和え物を提供してみてはいかがでしょうか。
もし、菊花形や菊の花柄のお皿があれば使ってみてもよいでしょう。また、重陽の節句には昔から栗ご飯を食べる風習もあるため、主食は栗ご飯にし「おくんち(9日)」の風習にあやかって、なすの揚げ浸しやなす田楽が副菜へ取り入れるのもおすすめです。
 
おすすめメニュー:栗ご飯、すまし汁、さわらの西京焼き、なすの揚げ浸し、ほうれん草の菊花和え、和菓子
 
 

ハロウィン

盛り付けのポイント: 高齢者になじみの薄いイベントはメニューカードと一緒に行事の説明を添えて
 

ハロウィンの行事食にはピラフやかぼちゃコロッケ、かぼちゃプリンなどの洋食メニューがおすすめです。ピラフやコロッケのメニューの時は野菜が少なくなりやすいので、ピラフをカゴメ国産にんじんピューレーと一緒に炊き込んだにんじんピラフにしたり、野菜をたっぷり使ったコンソメスープにしたりすると野菜摂取機会を確保しやすくなります。ハロウィンのように、高齢者の方に馴染みのないイベントで行事食を提供する時には、メニューカードと一緒に簡単な行事の説明を添えると受け入れられやすいのでおすすめです。
 
おすすめメニュー: にんじんピラフ、具沢山の野菜スープ、かぼちゃコロッケ、サラダ、かぼちゃプリン
 
 

秋の行楽

盛り付けのポイント:使い捨ての弁当箱を活用して行楽気分を演出!旬の食材をふんだんに使った献立で季節感を
 

秋の行楽シーズンに、いつも提供しているメニューを弁当容器に詰めた行楽弁当を献立に組み込んでみてはいかがでしょうか。
弁当用の献立は、一品一品の量は少なくてよいので、いつもよりも品数を多く用意したほうが弁当箱に詰めた時に見栄えがよくなります。詰める作業は時間がかかるので、既製品も上手に組み合わせると現場の負担を軽減することができます。また、弁当箱は使い捨てのものを使用した方が洗浄等の手間が省けるため、おすすめです。
普段はなかなか外出することが難しい方も、行楽弁当をテラスやお庭などで食べることで、ちょっとした外出気分を味わっていただけるかもしれません。
 
おすすめメニュー:きのこご飯、さんまの塩焼き、卵焼き、唐揚げ、炊き合わせ、柿なます、青菜のごま和え、水菓子
 
 

まとめ

秋向けの行事食メニューとして、重用の節句、ハロウィン、秋の行楽におすすめの行事食をご紹介しました。行事食の献立は予算が厳しいこともありますが、いつもの献立に少し手を加えるだけでも豪華にみせることができますので、ぜひ試してみてください。
 

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